親しき仲にも猫がいる

高齢猫ちゃんの腎不全治療を中心に、飼っている二匹の猫ちゃんの事や、そのほか猫ちゃん情報を載せていきたいと思っています。どうぞご縁がございましたらおつきあいくださいませ

我が家の猫が腎不全になりました⑤食欲でてきました

あれから

毎日、点滴に通院して体重もいくらか増えて

食欲もでてきました

 

点滴は吐き気止めとビタミン剤です

ビタミン剤はおまけでいれてもらってます

ありがたいです

 

食事は

二日間病院でいただいた

PURINA PROPLAN VETERINARY DIETS

をレンジで30度に温めたてあげました

 

温めると香りも出て食欲が増すようで

レンジで温めるとき

にゃーにゃーいって催促するまでになりました

 

三日目からは家にあった

ROYAL CANIN腎臓サポートセレクション

をあげています

味があまりしないタイプらしくて、好んで食べたがらないときは

かつお節を混ぜてあげると食べやすいようです

 

とにかく

食べて体重を増やすことが優先なので

何とか工夫して食べさせることが大切です

 

食べれるようになって

固めの便がでたのは、それから一週間たった頃です

 

これでなんとか

体力も戻りつつあります

 

ですが腎臓が25%しか機能していないことは

かわりありません

いかに維持していくかが今後の課題になります

 

体重3.02kg

 

 

 

 

 

我が家の猫が腎不全になりました④はじめての診察

はじめての診察に行ってきました

ちょっとドキドキしましたが

受付の方がとても親切でたすかりました(*^^*)

 

きいちゃんの病状など聞き取りしたあと

診察へ

 

点滴を打ち、食事をどうするかで

ウエットタイプを先生が温めて持つてきてら

な、なんと自らバクバクと食べたんです!

 

これにはビックリしました

だって、餌をみても見向きもしないくらい

食欲がなかったのに・・

一体全体どうゆうこと?

 

先生は

ごはんを温めたからじゃないかなって

 

人間だって温かいご飯のほうがおいしいでしょ

猫だって一緒だよ

 

目から鱗がおちました

 

いつもカリカリをあげているのですが

食欲がないから食べないと思い込んでいたのです

 

結局、出されたウエットタイプのご飯を

全部たいらげました

 

このことだけで

この病院を選んでよかったなって思いましたし希望がもてました

 

まえの病院では

腎臓病のカリカリの試供品を貰っただけで

どうしたら食欲のない子に食事をあげられるのか

教えてもらえなかったですから

 

はじめての診察でご飯まで食べれて

この病院に出会えてよかったです

 

 

 

 

 

続きを読む

我が家の猫が腎不全になりました②動物病院

今日も夕方から皮下点滴を受けに病院へ
さすがに新潟で雪が降っているので
関東も日の入り後の時間はさむいですね~
病院に行く気配を感じたのか
なかなかキャリーにはいりません



まだこんな力が残っているのね
水を飲むときはフラフラなのに
きいちゃんをフリースにくるみ
やさしくキャリーへ
暖かくして車で向かいました


18:30が最終受付なので
17:00ごろに家を出たのですが
今日は駐車場が満車で
並んでるー💦
駐車台数は約10台
警備員あり



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しかたなく
コインパーキングへ
料金は領収書を受付でみせると
支払いしてくれるらしいので
後日もっていきます
やさしい対応ですよね

こちらの病院
なかなか大きい病院でして
3階ほどあるようです。




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1階は駐車場
2階は受付と診察
3階は入院施設
4階もあるのかな~

わんちゃんねこちゃんの
ケーキとか、オリジナルクッキー、ボーロ
などもあります。





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診察室は
部屋が6室ほど

待合室も
ワンちゃんねこちゃんに分かれていて
安心できます

かなりフロアーが広いので
ちょっとしたコンサートもやっているそう

先生方も10人はいるのでは

助手もいれるとかなりの人数です

受付で先生を指名でき
色々な先生をお試しでためせます



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私は
説明が的確でわかりやすく
こちらの質問にも丁寧に答えてくれる
先生を指名してます

たまに
一方通行でお話される先生がいるので‥

指名制度はとっても便利です。

至れり尽くせりなので
やっぱりちょっと高めなのかな

動物病院って
本当に値段が高いですよね

これでは
大切なペットが病気になっても
連れてこれない飼い主さんも多いだろうな

こうやって
病院でみてもらえる子は
幸せですね

私も
毎日の通院はかなり
ふところが寒くなっておりますが
いたしかたないです


しかし
領収書をみると
あー、こんなことも請求されるのね
とビックリすることもあります

先生によっては
お話がじょうずだと

これもついでにやっておきましょうね~

などと
爽やかな顔でおっしゃるので

はい!お願いします!

などと返事をしてしまいますが
後の領収書をみて

あー、あれって請求されるんだ
診察代とはべつなんだー

と思ったりするわけです

要らない事は
NOといえる判断も必要です

今日の先生は
1週間点滴通院をカルテで確認して
昨日と同じでいいですね~
と着々とこなしてくれました
ですが、点滴が漏れてしまったりと
そそっかしい所も(^^;)


きいちゃんも
毎度のことで慣れた(あきらめたか?)
大人しくしているので
先生からほめられて
私も嬉しい気分になりました





【今日の領収明細書】
2020/12/18/17:53

持続診察料 ¥900
皮下点滴注射 ¥1500
注射料 ¥1500

小計 ¥3900
消費税 ¥390
今回診察料 ¥4290

我が家の猫が腎不全になりました 血液検査の結果

 

我が家には

16歳の高齢猫きいちゃんと

2歳の猫、こてつがいます。

 

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↑きいちゃん 

 

腎不全になったのは

きいちゃんなんですが

先日、朝起きたらトイレまわりに嘔吐したあとがたくさんあって

食欲もなくぐったりして水も飲まなかったので動物病院へつれていきました。

 

血液検査、尿検査、エコー検査をうけ

腎不全の診断をうけました。

血液検査の結果はブログの一番下に書き込みしてあります。

 

かなり

状態はきびしいようです。

 

腎臓の2つあるうちひとつは機能しておらず

残りの臓器もよわっていて

よくこの状態でがんばっているね

といわれました。

 

尿毒症で吐き気、意識障害

貧血でふらふらのなかで

目だけはりんとしている

 

腎臓は、いちど破壊するともどらないらしい。

なので、現状維持の治療になるのだそうです。 

 

先生に入院か通院どちらにしますか?

ときかれて

高齢だからすこいしでも家族とすごせるように

通院でもいいよ

といわれて迷うことなく通うことにしました。

 

じつは

昨年、兄弟猫のくろちゃんが腎不全で亡くなりました。

 

日に日によわり

仕事中に亡くなったのですが

朝、支度をしているとき

今日もしかしたら・・

とくうちゃんの顔をのぞきこむと

穏やかな顔で

 

多分すでに意識はなかったかもしれません。

 

帰宅するまで

まっててね

 

そんな気持ちで出かけたのが

最後でした

 

その日はとても青空で

ふつうのなにげない

そんな日

 

でも

昨日とはちがう

 

そんな気持ちを

下の息子はいたいほどかんじていて

 

嗚咽するほど

かなしみはとまらず

 

何か月かは

思い出すのか

 

くうちゃんしんじゃった

 

って泣く姿に

心配したほど

 

今回の

きいちゃんのことも

かなり心配している

 

悔いのないように

精一杯がんばろ

 

そして

もっと早く気づいてあげれなくて

 

ごめんね

 

 

 

 

検査結果一覧表

クレアチニン尿素窒素、カルシウム、リン、ネコSAAの数値がが高くなっています。

 

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 猫の血液検査 SAA(血清アミロイドA)とは?

SAA(血清アミロイドA)とは、体の中で炎症を起こした時に現れる急性相タンパク質です。急性タンパク質とは、体に感染症や組織障害が起こった時に、急激に増加するタンパク質です。24時間~48時間以内に急激に増加すると言われています。

色々な病気で上がってくる数値なので、これだけで病気の確定はできませんが、

「体の中で何か異常がないか?」とチェックする時に有用な検査項目です。

また、SAAの数値で病気の重症度や治療反応があるかもチェックできます。

 

猫の血液検査 SAA(血清アミロイドA)が増加する場合は?

炎症・腫瘍・組織外傷があります。SAAの上昇が報告されている具体的な病気として以下があります。

・急性膵炎

・悪性中皮腫

猫伝染性腹膜炎(FIP)

・リンパ腫

甲状腺機能亢進症

・多発性嚢胞腎

・慢性腎不全

・免疫介在性溶血性貧血

・扁平上皮癌

・糖尿病

・胆管炎

 

リン・カルシウム(P・CA)

リンも腎臓から尿へ捨てられるものですから、腎臓が悪くなるとリンの濃度が上昇してきます。血液中のリンとカルシウムは相互に作用して影響しています。リン、カルシウムの代謝異常は骨密度を下げ、腎臓を含んだ全身組織にカルシウムをぺたぺたと沈殿させ、腎機能のさらなる低下を引き起こします。

IRISステージ分類に応じてリンの目標値が設定されているので、この範囲になるべく入るように食事や吸着剤を使用していくのがよいでしょう。その際に高カルシウムを起こさないように注意が必要です。

・ステージ1

・ステージ2⇒2.7~4.6(mg/dl)

・ステージ3⇒2.7~5.0(mg/dl)

・ステージ4⇒2.7~6.0(mg/dl)

 

 

クレアチニン(CRE)とは?

 

クレアチニンとは腎臓の数値です。ただし、その他にもクレアチニンの数値に影響してくる病気や体の状態があります。同じ腎臓マーカーの尿素窒素(BUN)より腎臓機能をより正確に反映しています。

 

クレアチニン(CRE)が上昇する原因は?

・筋肉量の多い犬

・腎不全

・腎前性高窒素血症

 

クレアチニン(CRE)が低下する理由は?

・筋肉量の減少

 

 

尿素窒素(BUN)とは?上昇の原因は?

BUNはタンパク質の分解産物で、体の外に出したい毒素です。

常、この物質は体に毒素が溜まらないように腎臓から捨てられていくので、健康であればこの数値は血液中には溜まっていないはずです。実際には体の中にはBUN以外に、もっとたくさんの尿毒素物質が存在しているのですが、このBUNの数値が高い時には、それら尿毒素物質がたくさん体の中を巡っている状態と解釈されます。

なので猫は気持ちが悪い、だるい、胃がムカムカして食欲が落ちる、嘔吐するなどの症状がおこります。腎臓病以外でも心臓病をはじめ循環状態が悪い時や、たんなる食後など、ほかの原因でも検査数値はあがってしまうので、ほかの所見を含めての評価が必要です。

 

①腎前性⇒心機能障害、脱水、ショック、副腎皮質機能低下症

②腎性⇒腎機能の障害

③腎後性⇒尿道閉塞、膀胱破裂、尿道破裂

 

 

 尿素窒素(BUN)の低下の原因は?

・新生子

・利尿(輸液や薬物療法

・肝不全

・栄養不良、低蛋白食

・尿崩症

 

 

 

<今日の領収明細書>

再診料     ¥1200

血液検査    ¥12100

超音波検査   ¥5000

皮下点滴注射  ¥1500

注射料     ¥1500

内服薬     ¥840

内服薬     ¥700

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        ¥25124(税込)